雨量計は、気象庁の検定に合格したものを使う

気象庁は、雨量計などの気象観測機器の検定を行っています。これは、観測精度が悪いと、災害予防などに活用しにくくなることを踏まえ、精度が必要十分だと証明するために設けたれた制度です。気象観測に用いるのは、この検定に合格した雨量計でなければなりません。ただし、研究・教育目的のみで観測を行い、他の目的には一切利用しないならば、検定の必要はありません。検定は大きく構造検査と器差検査に分かれます。前者は機器のパーツやその組み合わせがしっかり出来ているかを調べ、後者は機器の精度を見る検査です。具体的な合格基準については、気象庁のサイトを参照してください。検定の有効期間は、雨量計の場合は5年になっています。検定に合格していない機器や、有効期限切れの機器で観測を行った場合には、気象業務法に基づいて罰則が課せられます。

雨量計はご家庭でも簡単に作る事が可能

雨量計と言いますと、気象庁などは勿論の事ながら、地方の公共団体や運輸関連や、電力関連の企業などの、気象観測のデータ収集が事業などに、大きな影響を与える可能性が高い環境下で、幅広く用いられています。そんな雨量計ですけれども、お子様の夏休みの自由研究に活かしたり、ご家庭で天候や雨量の傾向を、データ化したいなどという目的を持ってらっしゃる方は、簡易的な仕組みながら、簡単に正確性の高い雨量計を作る事が、可能です。作り方としましては、空きペットボトル(1.5?、500ml)、定規(30cm程度の物)、油性マジック、カッターナイフ、接着剤・板などを準備して、およそ10分程度あれば誰でも作れますので、もしも興味のある方は神戸地方気象台のホームページに、作り方が掲載されていますので、試してみると良いでしょう。

雨量計の理解すべき設置の仕組み

雨量計には理解すべき設置の仕組みが存在しています。設置についてはできるだけ風の影響がない場所を決めるのが理想になります。降雨の測定の誤差をなるべく少なくするために上空45度の範囲に決めて、樹木や建物などの障害がないことも大切になります。おおまかには、10メートルほどの四方以上の解放されたところが望ましい特徴を把握しておくことも大切になります。雨量計の理解すべき設置の仕組みには、風の吹き上げがある場所や吹きだまっていたり、傾斜地や窪地、崖縁などからも遠い所を選んでおくことが求められます。設置には受水口はできるだけ低くして、地表面からの受水口までの高さは約50センチ程度が望ましいところにも特徴があります。屋上などに設置する場合も中央など風の影響が一番に受けにくい所を選定することが必要であり、風の強いところの場合や雪を対象にしたところでは風よけをつけるなどの考慮が求められます。雨量計の理解すべき設置の仕組みは、細かな注意が必要になってきます。